何かと便利なコンビニ。使えるコンビニが遠方だと不便ですよね。
老若男女問わずコンビニを利用したことがない人はいないと言っても過言ではないでしょう。
人によっては毎日いく方もいるのではないでしょうか。
そんな日常的に利用するコンビニエンスストアの便利なサービスのひとつ「ATM」の有益な活用方法を記事にしたいと思います。
コンビニATMは利便性が高い
私たちが暮らしているこの国では余程の田舎でない限りお住まいの近くにコンビニがあります。
その便利さからコンビニは生活に欠かせない存在となっています。
そこで今回、お弁当やお飲物、日常品の買い出し・公共料金の支払いだけでなく、近くに銀行がなくてお金で困った時に便利に活用できるコンビニキャッシングについて解説していきたいと思います。
コンビニをおすすめする理由
- 基本的に365日24時間営業している
- 日本全国に店舗があり店舗数も多いことから手軽に利用できる
- お金を借りていると思われずバレずに借りれる
旅先や出張中などで急にお金が必要になって困った方もいるでしょう。
そんな時に日本全国に店舗があり何時でも開いているコンビニATMはインフラ拠点として便利に利用することができます。
しかも、近くにいる人から見るとATMの操作をしているだけなのでお金を借りていると周りにバレる可能性は限りなく低くなります。
このようなことから、お金を借りるのに「あえて」コンビニを使う理由です。
コンビニATMは大きく分けて3種類
まず最初に知っておきたいのがコンビニのATMの種類です。
全国規模で展開している大手コンビニといえば、「セブンイレブン」「ローソン」「ファミリーマート」ですが、ATMの種類を大まかに分けると「セブン銀行ATM」「ローソン銀行ATM」「E-net」となります。
各社のATMについての大まかな情報は下記のとおりです。
セブン銀行ATMはセブン&アイ・ホールディングスグループの銀行で、ほぼ全国のセブンイレブンに設置されています。
ローソン銀行ATMはコンビニ大手のローソンが主導してできた銀行が株式会社ローソン銀行です。47都道府県のローソン店舗に設置されています。
E-netは金融機関やコンビニなどが共同出資している株式会社イーネットが運営しているコンビニATMがイーネット(E-net)です。
大手と呼ばれているコンビニではファミリーマートに設置されています。
全国に店舗を広げている各コンビニの国内店舗数の推移は、一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会が提供している「コンビニエンスストア統計データ」で確認することができます。
コンビニATMでお金借りる方法
日本各地どこへ行っても利用できるコンビニATMでお金を借りるには、カードローンを提供している会社の審査に通過していることが前提条件となります。
コンビニで申し込んで審査を行ないその場でお金を貸してくれるわけではありません。
コンビニに併設されているATMを利用して現金を借りる方法としては以下のような方法があります。
- 契約している銀行のキャッシュカード
- ローンカード
- クレジットカードのキャッシング枠
- スマホアプリ
それぞれの特徴を見ていきましょう。
銀行のキャッシュカードを利用するには、
「口座に現金を振込みをしてもらいお金を引き出す」
「キャッシュカード一体型カードローン」
2通りの方法があります。
口座に現金を振込みをしてもらいお金を引き出す
契約してるカードローン会社から普段利用している銀行口座に振込みをして貰い引き出す方法です。
生活の中で自身の銀行口座からキャッシュカードを使いお金を引き出した経験が一度はあると思いますのでこの方法は簡単と言えるでしょう。
ただし、口座振込みをしてお金を引き出す方法は振込み依頼の手間がかかるので他の方法を利用する方が便利かもしれません。
また、この方法を利用するのであれば注意しておきたい点があります。
各カードローン会社で振り込み依頼をする際は、時間帯に注意する必用があります。すぐに振込可能な場合と、翌営業日になるケースもありますので急いでいるのであればご利用先がモアタイム対応しているかなどチェックしておきましょう。
キャッシュカード一体型カードローン
ほとんどの銀行カードローンはコンビニと提携しているのでコンビニのATMを利用することが可能となっています。
もし、お持ちの普通預金口座のキャッシュカードにローンカード機能があるタイプであればキャッシュカードを利用してすぐにコンビニATMで現金を引き出せます。
セットになっている銀行のキャッシュカード一体型カードローンはローンカードを別で持つこと必要がないのがいいですね!
※キャッシュカード一体型カードローンを使うには、このサービスを提供している銀行に申し込みをする必要があります。
ローンカード
銀行または消費者金融のローン機能専用のカードを使う。
こちらのタイプのカードも提携している銀行やコンビニに併設されているATMにローンカードを差し込み画面に表示された操作に従い入力するだけで、すぐに借入金を受け取れます。
現金を引き出すときの操作は難しくなくはじめての方でもスムーズに操作することができます。
ローンカードのデメリットは所持するカードの枚数が増えてしまうことでしょう。
クレジットカードのキャッシング枠
クレジットカードに申し込んだ時にキャッシング枠を付帯したのであれば、契約時に設定されたキャッシング枠内でコンビニや銀行などに設置されている提携ATMからいつでもすぐにお金を借りることができます。
借入時に「1回払い」または「分割払い」か「リボ払い」を選択することになると思いますが、利息が高くなる「リボ払い」には注意が必要です。
カード紛失時のリスクは高まりますが、現金が必要になった場合に備えてクレジットカードにキャッシング機能を設定しておくと便利ですね。
スマホアプリ
今では多くの人がスマホを持つようになったため多くの金融機関ではスマートフォン用の公式アプリを提供しています。
一部の金融機関では専用のアプリをインストールすると、スマホを操作して提携しているコンビニのATM取引が可能になるところもあります。
金融機関が提供している専用のスマホアプリをインストロールしておくとカードレスで利用できるなど利便性がアップしますのでおすすめです。
ガラケー時代とは異なり、スマートフォンではアプリを利用することで選択肢が大幅に増加するので便利ですよね。
ただし、こちらの方法はスマホの操作になれている若年層の方はとくに迷うことなく手続きができると思いますが、スマホになれていないご年配の方は少し戸惑うかもしれません。
借りやすい方法を活用しよう!
コンビニATMでお金借りる方法は主に上記で紹介したものがあります。
金融機関からお金を借りるのにさまざまな方法がある中で、一番コンビニATMでお金を借りる方法が便利な理由がわかっていただけたでしょうか?
ATMの仕様によってボタン配置や操作方法が異なったりしますが、どの方法を利用するにしても特別難しい操作は必要ありませんので数分以内にお金を借りることができます。
まだ、コンビニでカードローンを利用したことがない方は今回の記事を参考にして自身のライフスタイルに合った借りやすい方法を選びコンビニATMを活用していきましょう。
※カードローンはスマホアプリだけでなく今後も次世代サービスが増えていくことが予想されます。
コンビニATMからお金を借りられる消費者金融
では、どこのカードローン会社がコンビニATMからお金を借りられるのかご存じでしょうか?
下記の表では代表的な消費者金融のコンビニATMを利用した借入方法を簡潔に紹介したいと思います。
選定基準は下記4つの項目を重視して選びました。
利用者が多く実績がある
審査の早さ
ローンカードの発行
スマホアプリがある
- | セブン銀行ATM | ローソン銀行ATM | E-net | |||
ローンカード | スマホアプリ | ローンカード | スマホアプリ | ローンカード | スマホアプリ | |
アイフル | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
アコム | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
SMBCモビット | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
プロミス | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
レイク | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
セントラル | ○ | × | × | × | × | × |
ご覧の通り代表的なコンビニでお金を借りるのなら、総合的に判断すると現状では幅広く対応しているセブン銀行ATMが一番おすすめとなります。
それぞれの消費者金融のサービス、基本情報は、別のページで紹介していますのでリンク先をご覧ください。
最寄りの店舗/ATM検索
見知らぬ場所に訪れた時にコンビニがどこにあるのかすら分からないこともあると思います。
そのような時に現在の場所の近くにコンビニATMがあるかどうか知りたい方は各コンビニの公式サイトなどで確認することができます。
リンクしておきますので、事前に場所などをチェックしておきましょう。
また、E-net(イーネット)ATMも「コチラ」をご覧になって分かるようにファミリーマートだけでなく多くのスーパーやコンビニに設置されているので便利です。
コンビニATMは大きく分けると上記の三つに分かれると思いますので参考にしてみて下さい。
デメリットも…
コンビニATMからお金を借りるのに魅力を感じるポイントは多いのですが、反面以下のようなマイナスポイントもあります。
メリットとデメリットの両方を理解して、上手に活用していきましょう。
- 引出限度額
- 手数料
- メンテナンスがある
- 便利すぎる
下記でデメリットを分かりやすく説明します。
引出限度額
カードローンの契約した時に決められた限度額ではなく、コンビニ各社のATMでは一度に出金できる上限金額が決められています。
コンビニで大きな金額を一度に引き出す方は少数と思いますが、コンビニ別の出金(借入)は以下を参考にしてください。
コンビニATM | 出金(借入) |
セブン銀行ATM | 1回50万円まで※ |
ローソン銀行ATM | 1回20万円まで |
E-net | 1回20万円まで |
※プロミスのスマホ取引では一度に出金できる金額が10万円までとなっています。
1回の取引は基本的に上記のようになりますが、1回の出金可能金額は各金融機関で異なっている場合もあります。
また、カードローンは契約した時に決められた限度額内であれば、その都度手数料がかかりますが複数回に分けてお金を引き出すことができます。
手数料
ご利用のカードローン会社によってはATM手数料が発生します。
高くても1回あたり200円程度の手数料ですが、積み重なると負担が大きくなりますので無駄な手数料を抑えるために頻繁に利用するのは控えましょう。
せっかく低金利で借りられたとしても手数料を取られてしまうのは、もったいないことです。
もし、お近く手数料がかからないご契約先のカードローン会社の自社ATMや提携ATMがあるのであれば、迷わずにそちらを利用しましょう。
メンテナンスがある
コンビニは基本的に24時間365日年中無休ですが、設置しているATMではメンテナンスを実施していることもあります。
メンテナンス時は取引が制限されます。
せっかく訪れたのに利用できないってことにならないように、出向く前に各社の公式HPでシステムメンテナンスの日時を確認しておきましょう。
便利すぎる
カードローンは便利すぎるがゆえ自己管理がきちんとできないと、お金を借りている感覚が薄れてしまい借り過ぎてしまう可能性もあります。
返済の負担が大きくならないように、ご利用の際は必要以上のお金を借りてしまわないように気をつけなければなりません。
また、コンビニのATMは店舗内にあるので、飲み物などをついで買いしてしまい余計な出費をしてしまうこともあるのがデメリットとなります。
店舗によっては営業時間が異なっていたり、システムメンテナンスを行っているなど利用できない時間帯もあるので注意しておきましょう。
コンビニで返済もできる
コンビニはお金を借りるだけではい!返済にも便利!
借入同様にコンビニATMは、メンテナンスを除き24時間365日いつでも都合の良い時間に返済することができます。
ただし、コンビニ返済には下記のデメリットがあります。
- 手数料が発生するケースもある
- 硬貨が使えない
- | セブン銀行ATM | ローソン銀行ATM | E-net | |||
コンビニ返済 | カードローン | スマホアプリ | カードローン | スマホアプリ | カードローン | スマホアプリ |
アイフル | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
アコム | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
SMBCモビット | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
プロミス | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
レイク | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
セントラル | ○ | × | × | × | × | × |
コンビニ返済も便利ですが、借入先の金融機関に口座振替(口座引き落とし)があればそちらを利用する方が便利ですね。
「コンビニATMでお金を借りる」まとめ
ここまで、コンビニでお金借りる方法にスポットを当て紹介しました。
お近くにコンビニがあると早朝や夜間でも時間を気にせずライフスタイルに合わせて利用できるのはいいですね。人気の高い借入方法となっているのも頷けます。
お金が本当に必要で困った時にはマイナス点もしっかりと加味して時間や場所に縛られずすぐに対処できるコンビニATMを利用しましょう!
最後に、自分も経験がありますがATMからお金を引き出したのはいいけど現金を取るのを忘れないように!